■Task
以下の出力を得なさい.
また, RT1のBGP設定を削除してはいけません.
■Topology
■Pre-Config
■Answer
RT1:
conf t
!
router bgp 100
neighbor 192.168.12.2 local-as 1000 no-prepend
!
end
■Verify
■Note
このTaskは, RT1で”neighbor local-as”を設定することで要求された出力を得ることができる. “local-as”を使用すると, 実際のAS番号と異なるAS番号をneighborに認識させることができる.
AS番号が変更になる際も, この機能を用いることでneighborは設定変更(remote-asの変更)が不要となる.
また, このコマンドには3つのOptionが存在する. 使用するOptionによりAS Pathに変更が生じるため, 1つずつ紹介する.
No-Prepend Optionを使用すると, RT1はneighborからadvertiseされた経路情報に”local-as”で指定したAS番号が含まれなくなる.
Replace AS Optionを指定すると, RT1は”local-as”を指定したneighborに対してadvertiseする経路情報に実際のAS番号(100)を含めなくなる.
Dual AS Optionを指定すると, RT2は実際のAS番号(100)と”local-as”で指定されたAS番号(1000)のどちらをneighbor commandで指定しても, neighborの確立が可能となる.
これらの説明から, 本Taskでは(2)No-Prepend Optionを使用すればよいことがわかる.
■Reference
Command Reference : neighbor local-as