マインドセット

これだけは避けたい!ダメダメエンジニアになってしまう3つのポイント!

はじめに

入社式も終え、研修真っ最中!そんな新入社員や、後輩がそろそろできるぞ…とそわそわしている若手社員が多い今日この頃。

新入社員は「早く仕事を覚えて足手まといにならないようにしないと…」と感じたり、若手社員は「後輩に頼れる先輩と思ってもらえるようにしないと…」と、悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。

少なくとも、ダメな新人・先輩と思われたい人はいないはずです!

今日はそんな方々のために、これだけは避けたいダメダメエンジニアになってしまう3つのポイントを紹介します。この3つさえ避けることができれば、ダメな新人、ダメな先輩になることはありません!

 

 

ダメダメエンジニアになってしまう3つのポイント!

自己投資しない

あなたは年間でどれほどの時間やお金を自分の成長のために使っていますか?

 

人は時間やお金を掛けた分だけ成長することができます。これは当然のことで、勉強時間を取らなければ勉強できるようになりませんし、お金を出して塾に通ったり、質の良い参考書を買わなければ効率のよい学習はできません。

また、飲み会に1ヶ月で2,3万円使うことには抵抗がないけど、2,3万円のセミナーへの参加や教材の購入は渋ってしまう。こんな経験はないでしょうか。

学生の頃と比べると、社会人になれば自分が自由に使える時間やお金は増える傾向にあると思います。大学に通いながらバイトに励む大学生よりは、社会人のほうが自由な時間は多いでしょう。

しかし、その時間やお金を一時の快楽のために浪費してしまうと、あなたの成長はそこで止まってしまいます。結果的に無駄に年齢だけ重ねていき、気がつけばダメダメエンジニアの仲間入りです。

時間が経てば経つほど自己投資をした人、しなかった人の差は大きく開いていきます。これは能力面でも給与面でもそうです。ダメダメエンジニアにならず、デキるエンジニアになるためには、自己投資が必須です!

私も技術面で言えばCCIEを取得するために約2000時間、合計100万円以上の自己投資を行い、その結果大きく成長することができました。自己投資をせずに、のうのうと過ごしていたであろう自分と比べると、年収も倍以上の差が開いています。

ダメダメエンジニアにならないためには、自己投資が必須です。資格取得に励んでみたり、興味あるセミナーや勉強会に参加してみたり、参考書やビジネス書を買ってみたり と、自己投資には様々な方法があるので、ご自身にあった方法で取り組んでみてください。

 

 

英語アレルギー

エンジニアであれば絶対に避けることができないもの、その1つが英語です。エンジニアはよく「第1ソースを読め」と言われますが、メーカーのドキュメントなど多くの第1ソースは英語で書かれています。

そのため、英語アレルギーの方は出来るだけ早く克服する必要があります。

ここで重要なのは、英語を自力で読めるようになるではなく、英語アレルギーを克服することです。

もちろん自力で読めるに越したことはないですが、現在はGoogle翻訳が非常に優秀なため、多少の違和感はありつつも問題なく読めるレベルで翻訳してくれます。

そのため、英語だから読めない…とはじめから匙を投げてしまうのではなく、Google翻訳を使って読もう と思えることがとても大事です。

 

Google翻訳を使えば業務でドキュメントを読むレベルでは困りませんが、将来外資系に勤めたり、エンジニアとしてレベルが上がり英語力が必須の環境に身を置くこともあるかもしれません。

現在英語アレルギーを持っていたり、英語が苦手だけど将来的には克服したいという方には、コチラの記事が非常におすすめなので、是非読んでみてください。

コチラでは中学生英語も理解できていなかった私が、英語のドキュメントをスラスラと読めるようになった勉強方法を紹介しています。

https://it-networking.jp/2018/09/02/763.html

 

 

ヒューマンスキルを磨かない

テクニカルスキル、いわゆる技術力だけを伸ばしていけば良いわけではありません。仕事は自分1人ではなく、チームメンバーや顧客と連携を取りながら進めていく必要があります。

そのためにも、ヒューマンスキルを磨かなければいけません。

ヒューマンスキルとは、次の要素から構成される社会人に必須なスキルです。

・コミュニケーションスキル

・プレゼンテーションスキル

・セルフマネジメントスキル

 

現在コミュニケーションスキルが強く求められていることに関しては、皆さんもお気づきかと思います。実際に経団連が毎年行っている新卒採用に関するアンケート調査では、選考にあたって特に重視した点としてコミュニケーションスキルを約8割の企業が挙げており、なんと16年連続で1位となっています。

出典:2018年度 新卒採用に関するアンケート調査

 

プレゼンテーションスキルは会議や商談、また日常の会話の中でも自分の思いを相手にしっかりと伝えるために必要です。自分の頭で物事を考えて、相手に伝えることを日常から取り組んでいなければ、大多数の1人となってしまいます。

また、自己投資を行い、自身の魅力や価値を高めることができたとしても、プレゼンテーションスキルがなく自己アピールできなければ、十分な恩恵を受けることができないでしょう。

 

セルフマネジメントスキルは、自分を意識的に管理する能力です。モチベーションを管理したり、自分のタスクやスケジュールを正確に把握して時間管理をしたり…と、仕事をこなしていく上では必須のスキルとなっています。

このスキルは業務中だけでなく、プライベートでの勉強時間の確保やモチベーションの維持など、技術力の向上にも密接しています。

 

これらのヒューマンスキルを磨かなければ、例えどれだけ技術力を持ったエンジニアになろうとも、あの人は技術だけだよね…と逆に陰口を言われてしまうこともあるでしょう。(悲しいことに、私も実際にこのような陰口を言われている人を見てきました。)

逆に、技術力と同時にヒューマンスキルも磨いていけば、デキるエンジニアに成長できること間違いなしです!

新入社員や若手社員であれば、社内研修でヒューマンスキルについて学ぶ機会もあるかと思うので、「僕・私には必要ない」と思わず、意欲的に参加してみてください!

 

 

最後に

どの業界も当てはまるかと思いますが、IT業界も自己投資(自己学習)を行うか行わないかで圧倒的な差が生まれてしまいます。

また、現代のキャリアでは将来的にマネジメント職だけでなく、技術者としてスペシャリストを目指せる会社も多くなってきました。しかし、技術一筋で行くと決めてもヒューマンスキルは必須です。英語のスキルも欠かせないでしょう。

私の経験から、この3つのポイントさえ避けることができれば決してダメダメエンジニアにはなりません!むしろデキるエンジニアになります!

仕事で活躍できるよう成長して、毎日楽しい!と思えるよう頑張りましょう(^ ^)/