■Task
RT1を以下のように設定しなさい.
・RT2から4つ以上の経路情報を受信すると, log messageを出力する.
・RT2から6つ以上の経路情報を受信すると, neighborをdownさせる.
・neighbor downから1分後に自動的にneighborを復旧させる.
■Topology
■Pre-Config
■Answer
RT1:
conf t
!
router bgp 100
neighbor 192.168.12.2 maximum-prefix 5 79 restart 1
!
end
■Verify
■Note
このTaskはmaximum-prefix機能を使用することで要求を満たすことができる. この機能は, 対向機器の設定ミスなどにより想定以上の経路情報を受信してしまった際にneighborを強制的にdownさせることにより, 自身を保護する用途で使用される.
Taskには「6つ以上の経路情報を受信するとneighborをdownさせる」とあるため, 受信可能な最大経路数は5. 「4つ以上の経路情報を受信するとlog messageを出力」とあるため, 閾値は79%としている.
実際にRT2から4つの経路情報を受信すると, 以下のようなlogが出力される.
6つ以上の経路情報を受信すると, 以下のようなlogが出力されneighborがdownする.
そして, establishからinit statusへと移行し, Up/Down timerが1分になるとneighborが復旧する.
しかし, 復旧と同時に再び6つの経路情報を受信するため, neighborがdownとなる.
■Reference
Configuration Guide : BGP Restart Neighbor Session After Max-Prefix Limit Reached
Command Reference : neighbor maximum-prefix