CCIE

CCIE candidate 必見!CCIE EI 合格者インタビュー 〜Trustwolfさん〜

はじめに

CCIE は 2020年2月24日をもって大幅に試験内容が更新され、当時最もメジャーであった CCIE RS (Routing and Switching) は CCIE EI (Enterprise Infrastracure) となりました。
 
そして…この CCIE EI というのはなかなか曲者で、以前のR&Sに比べて大きく以下のプロダクトが追加されています。
Cisco SD-WAN
Cisco SD-Access
 
これらの追加によって、個人での学習ハードルは非常に高まり、1つ目の CCIE を目指す人はどのトラックを学習すべきか非常に悩ましい事態となっていました。
 
そんな中  Twitter を眺めていると、 CCIE EI に合格したというフォロワーさんを発見しました!その名も、Trustwolfさんです!
 
なんと、CCIE R&S にて 2度受験経験があり、CCIE EI に変更されてから合格したというのです。(しかも、社会人ではなくまだ学生さんとのこと…!)
 
是非インタビューできれば…!とTwitter にて DM を送ったところ、快諾いただけましたので、今回は CCIE EI ホルダーの Trustwolfさんから学習に要した期間や勉強方法、実際のラボ試験に関してお話を伺ってきました!
 
現在 CCIE EI を目指している方や興味を持たれている方は、是非チェックしてみてください!
 
 
 

CCIE EI の勉強方法

のなめ:
Trustwolfさんはじめまして、この度はどうぞよろしくお願いいたします!
 
Trustwolf:
こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします。
 
のなめ:
早速ですが、CCIE EI はどのように勉強されましたでしょうか?
 
Trustwolf:
CCIE R&S の受験までに所謂 L2/3 や VPN の学習は終えていましたので、追加範囲となっている以下を集中的に学習しました。
 
 

SD-WAN

当時はまだ SD-WAN の Cisco press が発売されていなかったこともあり、先輩より譲り受けた Viptela 関連の研修資料を使って学習を行っていました。また、検証を行うために自宅で検証環境を構築し、実際に手を動かしながら勉強することを意識しました。
 
そして、以下の Cisco press が発売されたあとは、本の内容に従って検証をしながら体系的に勉強しなおしました。
 
 

Automation & Programmability

DevNet Associate という別の資格取得を目標に勉強した内容が、CCIE EI の勉強にも活きました。
主に使った教材は Cisco DevNetサイトDevNet Sandbox (実行環境)、Nick Russo 先生の Pluralsight 関連授業CBT Nuggets の関連授業などです。
 
また、DevNet Associate 取得後に Cisco press が発売されたので復習がてら読んでみたのですが、こちらもとてもおススメです。
 
 

SD-Access

アルバイト先の研修環境を借りることができたため、実機を用いて検証を行いました。また、CCIEx2 である Terry Vinson さん Youtube チャンネルにてDNA-Center の仮想化が可能ということを知り、こちらのビデオや SDA Deploy CVD などの資料を参考にすることで、DNA-Center の仮想化に成功しました。これによって、SD-Access の検証は大変便利になったのは強く印象に残っています。
 
検証に当たって Catalyst9000 シリーズや Catalyst3850、3650 といった実機は必要ですが、DNA-Center は ESXi の VM として仮想化することができるため、この裏技を知っているだけで学習のハードルは比較的下げることができるのではないかと思います。
 
主に使った教材は Cisco press の Cisco Software-Defined Access、Cisco Live の関連資料、CCO の関連ドキュメントなどです。
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ラボ試験に関して

のなめ:
勉強方法など、大変参考になりました!特に、CCIE RS に追加された上記内容は学習方法がわからない方も多いと思いますので、大変参考になる情報だったのではないでしょうか?
 
続いて、CCIE EI のラボ試験に関して質問していければと思います。
CCIE R&S に比べて試験構成から大きく変わっているため、それぞれについてお話しできる範囲で教えてください!
 
 
Trustwolf:
まず、CCIE R&Sから CCIE EI に変わり、構成が以下のように変更となりました。
 
・CCIE R&S
Trouble shooting section (1.5-2.5h)
Diagnostic section (0.5h)
Configuration section (5-6h)
 
・CCIE EI
Module1, Design (3h)
Module2, Deploy/Operate/Optimize (5h)
 
 
 
それぞれセクションごとに解説してくと…
 

Module1, Design

Design は 、CCIE R&S の Diagnostic section と非常に近いセクションとなっています。Diagnostic と同様に、トポロジ図や Config, show command の出力やパケットキャプチャーを元に出題に対して回答していきます。
 
ただ、Diagnostic と比べて時間が大幅に伸びているため、問題の量も結構多いです。
 
 

Module2, Deploy/Operate/Optimize

このセクションは、旧試験の Trouble shooting と Configuration を組み合わせたような内容になっています。ただ、CCIE R&S と比べると Trouble shooting の割合は少なくなっているように感じました。
 
また、SD-WAN、SD-Access の設定をする必要があり、実機検証を通じてそれぞれの操作には精通しておく必要があります。
主は Viptela vManage GUI と DNA Center GUI での操作や、HostVM での curl や Postman を使った API の操作です。
 
そして、割合は少なくなっていると先ほど述べましたが、Trouble shooting も試験内容に含まれるため、Viptela の vEdge、vSmart、Catalyst9300 などで CLI を用いた debug や確認、設定変更も必要となります。
 
Programmability に関しては Python でコードを書くことも一部必要ですが、「Interaction with API」が大半を閉めているので、PostmanやcurlなどAPI操作ツールの基本的な使い方をマスターしておくことが重要だと思います。
 
 

最後に

のなめ:
Trustwolfさん、本日はお時間をいただき大変ありがとうございました!まだ日本での合格報告も少なく、情報が入手しづらい CCIE EI に関してたくさんのことを教えていただき、多くの方々にとても有益なインタビューになったのではと思います。
 
最後に、現在 CCIE を目指している Candidate にむけて一言ちょうだいできますでしょうか?
 
 
Trustwolf:
「Where there’s a will , there’s a way. / 意志あるところに道は開ける」
 
 
のなめ:
Trustwolfさん、繰り返しとなりますが、本日は本当にありがとうございました!