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レベル別!エンジニア転職ガイド!

エンジニアといえば、転職を重ねて年収を上げていく!というイメージを持たれている方も多いと思います。
これはまさにその通りで、即戦力やレベルの高いエンジニアであればあるほど、様々な会社から取り合いとなって必然的に提示年収も高まります。
 
今回は、レベル別でエンジニアの転職方法を紹介します。ご自身のレベルと合わせて、参考にしてみてください。
 
 
 
 

未経験者

未経験者は、転職エージェントを活用して転職活動を行いましょう。
業界知識も乏しく、経験も浅い状態では個人の力で書類選考や面接を突破することは難しいです。
 
そのため、経験豊富な転職エージェントの力を借り、二人三脚で転職活動に励むことを強く推奨します。
転職エージェントを探す際は、以下のような大手転職サイトへ登録し、エージェントからの連絡を待ちましょう。
 
 
しかし、転職エージェントであれば誰でも良いのか?というと、答えは No です。
特に、以下のような特徴を持つ転職エージェントは絶対に避けましょう。
 
(1) 「XX社の書類選考を申し込んでもらえれば、他の企業も紹介する」 と案内してくる
(2) レベル感を問わず、とにかく大量の企業にエントリーを推奨してくる
(3) 転職サイトからのスカウトメッセージがテンプレート
 
上記に対して、それぞれ解説をしていきます。
 
 
(1) 「XX社の書類選考を申し込んでもらえれば、他の企業も紹介する」 と案内してくる
転職エージェントは求職者を転職させて初めて紹介料として利益を得ます。
 
もちろん企業ごとに紹介料も異なるため、エージェントのノルマや利益のために、求職者のキャリアを無視して紹介料の高い企業を優先的に受けさせようとするエージェントは数知れません。
 
そのため、このような案内をしてくるエージェントから支援を受けることはやめましょう。
※企業によっては紹介料アップといったキャンペーンもあるため、複数のエージェントと連絡を取っていると特定の企業を強く勧めてくる方が多かったりします。これで見抜くことも可能です。
 
 
(2) レベル感を問わず、とにかく大量の企業にエントリーを推奨してくる
転職エージェントは売上につなげるため、とにかく転職させようと数打てば当たる作戦を取られる方もいらっしゃいます。
しかし、これは絶対に避けなければいけません。
 
これは何故かというと、意外と知られていない事実なのですが、企業の中には過去に1度選考に落ちてしまうとそのデータが残ってしまい、金輪際選考に通らなくなってしまう企業も少なくないためです。
 
こうなってしまうと、将来エンジニアとしてレベルが上がった際に再度チャレンジをしても、無慈悲に書類選考で落ちてしまいます。
結果、将来の選択肢を狭めてしまうことに繋がるため、大量のエントリーを進めてくるエージェントの利用は辞めましょう。
 
 
(3) 転職エージェントからのスカウトメッセージがテンプレート
自らの利益のみを追求する転職エージェントは、求職者に対しても数打てば当たる作戦で臨まれる方がいらっしゃいます。
 
このようなエージェントにサポートいただいても親身になってもらえず、1人1人にあった企業ではなく紹介料が高かったりありきたりな企業を薦められておしまいです。
 
なので、これを見分けるためにもメッセージからしっかりと書き込んでくださっているエージェントに返信するようにしましょう。
また、そのためにも転職サイトのプロフィールをしっかりと書き込むことが非常に大切です。
 
 
上記のような特徴を持つエージェントを避け、信頼できる方が見つかれば、その方を信じて転職活動に本腰を入れていきましょう。
そうすれば、良い結果に繋がるはずです。
 
 
また、未経験者であればメンターをつけ、実際のエンジニアとしての業務やキャリアなどを事前にインプットしておくことも推奨します。
 
転職は人生を左右する大きなイベントであるため、転職後のギャップを減らすためにできることは事前に行っておきましょう。
 
 

経験者

このレベルの方は、主に以下の選択肢があります。
 
(1) 転職エージェントを活用する
(2) 自ら企業に応募する
(3) 知人からリファラル(紹介)を受ける
 
 
それぞれを解説すると、転職未経験の方であれば転職エージェントの活用をおススメします。
やはり、転職エージェントに書類や面接の対策を行っていただくことで、内定率が大きく変わってきます。
 
そのため、転職未経験であれば書類添削や面接対策のノウハウを積むためにも、転職エージェントを活用しましょう。
 
また、このレベルの方であれば先ほど紹介した最大手の転職サイトに合わせて、ビズリーチのようなハイレベル向けの転職サイトに登録することもおススメです。
 
その他にも、求職者の現職のレベルによっては LinkedIn の活用もおススメできます。
 
LinkdIn とはビジネスシーンに特化した SNS であり、プロフィールに自身のキャリアやスキルを記載しておくと、転職エージェントや企業の人事担当者からダイレクトメッセージが届くことがあります。
 
LinkedIn も比較的ハイレベルや外資系企業のリクルーティングが多いため、ステップアップとしてこの辺りのレベル感を目指したい方は合わせて登録しておきましょう。
 
 
そして、転職経験があり且つベンチャーや外資系を目指される方は直接応募という選択肢があります。
 
ベンチャーを目指される方は SNS (主に Twitter) や Wantedly を活用すると良いでしょう。
 
特に、現代では採用コストを削減するため SNS に力を入れられているベンチャー社長が増えてきているため、ベンチャーを目指される方は要チェックです。
 
また、外資系且つ自身が入社したい企業が決まっている場合は、 HP からリクルーティングページを確認し、直接応募していきましょう。
 
前述した通り、転職エージェント経由で外資系企業を目指すことも可能ですが、外資系且つトップ層の企業は自然と人が集まるため、企業側が転職エージェントを活用しないパターンも多いです。
 
そのため、このレベル層の企業を目指す方々は直接応募という選択肢となります。
 
また、このような企業は募集しているポジションが Job description として公開されているため、現在の自身のレベルとあっているかどうか、このポジションを目指すためには今からどのような経験を積めば良いのかなど、Job description を読むだけで学びを得ることもできます。
 
 
最後にリファラル転職です。
 
リファラル転職とは、簡単にいうと社員紹介になります。A社で働いている方の紹介を受け、A社の採用プロセスに進む といった形です。
 
従来の転職と比べ、リファラルでは事前に知人を通じてその会社のことを深く知ることができたり、会社としても社員からの紹介であることからある程度安心して受け入れることができます。
 
このことから、私の経験上比較的内定率も高くなる傾向が見られます。
 
リファラル転職を行うためには、業務やプライベートを通じて様々な方々と縁を持つことが大切です。業務で結果を出していれば、自然と仕事の付き合いも増えていき縁が広がっていきます。
 
プライベートでは、SNS (エンジニアであれば Twitter) を活用したり、このサイトのように発信を行なっていると興味を持ってくださる方が増えていきます。
 
実際に、私も24歳で CCIE という ネットワーク業界における最高位の資格を取得したことがきっかけで、Cisco systems という超大手企業に勤める方から紹介を受け、Cisco systems へ転職することができました。
 
エンジニアとしてスキルを高め、業務で結果を出し、SNS などで発信をしていると自然とリファラルへの道は開けていくため、自己研鑽を積みながら目の前のやるべきことをしっかりとこなしていきましょう。
 
 

最後に

本記事では、レベル別でのエンジニア転職について解説いたしました。もちろん、ここに記載されている内容はあくまで私の経験による大枠ではありますが、この内容を参考にすることで転職で失敗してしまう方は減るかと思います。

特に、転職経験がない方は良い転職エージェントや、あなたの転職活動をサポートしてくれるメンターと巡り合うことができれば、転職は良い方向に進んでいくでしょう。

いっとねっと。では以下のようなメンターサービスも実施しているため、転職活動に迷われている方がいれば是非活用ください。

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