はじめに
日本国内でエンジニアとして働く上では、英語の listening や speaking が必要となるシチュエーションはほとんどありません。しかし、 Reading ができるようになるとアクセスできる情報の範囲が広がり、エンジニアとしても1ランク上がることができます。
例えば、製品の公式ドキュメントや RFC といった1次ソース、教材 (洋書) が読めるようになる など。
もちろん英語が読めるようになるよりも、業務に支障がないよう技術力を高める方が優先度は高いですが、中級レベルまで到達されたエンジニアの方は英語の学習に力を注ぎ始めることをおススメしています。
今回は大学偏差値 38 且つ中学英語もままならなかった私が、約2ヶ月で洋書を読めるようになり、 CCIE という約8時間英語のみで実施される試験に合格したプロセスを紹介します。英語に苦手意識がある方も必ず克服できるため、是非読んでみてください。
最速プロセス
まず結論から申し上げると、最速で洋書を読めるになるプロセスは以下の通りです。
(1) 「基礎英語講座 〜New Beginning〜」 で英文法の基礎を学ぶ
(2) 「分かる!解ける!英文法 Plus」 で英文法 (応用) を学ぶ
(3) 実際に洋書を読み、足りない部分を補完していく
それぞれを解説していきます。
基礎英語講座 〜New Beginning〜
まずは「基礎英語講座 〜New Beginning〜」 で英文法の基礎を学びます。本教材は 31,680円 (税込) と決して安い金額ではないですが…世界一わかりやすい英語教材であるため、効率良い成長のために購入を強く推奨します。
英語が文法が理解できれば読むことができるため、英文法の理解が必須です。
そしてこの教材の最大の特徴は、例文も含め未学習の文法が一切登場しません。例えば、前置詞のセクションまで前置詞がでてこないです。そのため、学習の途中で不明点が生じた場合、必ずそれより前のセクションに答えがあります。
書店などで販売されている初学者向けの英文法書は数多くありますが、やり直し前提 (ある程度理解されている前提) で書かれている物が多く、英語が苦手な方にはおススメできないと感じました。
しかし、本教材ではその点が解消されているため非常に親切な作りになっており、解説と問題の2章で各単元が構成されているため、常に理解度を確認しながら進めることができます。
英語に対して究極な苦手意識を持っており、「I, My, Me, Mine」すら怪しかった私が苦手を克服することができた最高な教材であるため、将来への投資と意識して是非この教材に取り組んでみてください。
購入用のリンクは「コチラ」から。また、購入の際は紹介者として以下のように「のなめ」と入力をお願いいたします。
「分かる!解ける!英文法 Plus」
こちらは先ほどの教材の続編となります。基礎英語講座ではカバーされていない、比較的難しい文法に対して解説されています。
基礎英語講座に取り組まれた方であれば、この教材の圧倒的なわかりやすさを実感されているはず!なので、残りの範囲をこの教材を使って仕上げてしまいましょう。
購入用のリンクは「コチラ」から。また、同じく購入の際は紹介者として以下のように「のなめ」と入力をお願いいたします。
実際に洋書を読み、足りない部分を補完していく
上記の教材を2つこなすと、英文法は完璧仕上がります。ここからは実際に洋書や英語で書かれた技術のドキュメントを読むことで、単語やイディオム (熟語) など足りない部分を補完していきます。
ここで読んでみるドキュメントとしては、ある程度理解している技術に関するものがよいでしょう。技術用語は日本語でも英語でも変わらないものが多いため、文法を理解していればある程度読むことができます。しかし、当然ですが知らない単語やイディオムも出てくるはず。これらは単語帳などで覚えるのではなく、ドキュメントを繰り返し読んでいくことで覚えていきましょう。その際は Google 翻訳を活用し、どういった意味かを理解します。
技術関連のドキュメントで使用される言い回しはある程度決まっていて、繰り返し読んでいくことで意訳が体に染みついていきます。
ここまでくれば、あとはドキュメントを読み続けることで知らない単語やイディオムも減っていき、気がつけばスラスラと英語を読めるようになっていきます。
最後に
英語が読めるようになると、アクセスできる情報の範囲も広がり、仕事でも自己学習でも非常に有利になります。また、エンジニアとしてレベルアップして外資系で勤めることを目指している方であれば、英語での Writing と Reading は必須です。 (Listening, Speaking はポジションによります。)
今回紹介した教材は2つで約65,000円と決して安いものではありませんが、この投資で英語の苦手意識が消えてスラスラ読めるようになります。
エンジニアとして中級者レベルに到達した方であれば、次のステップとして英語学習は非常におススメですので、是非トライしてみてください!