制約事項/注意事項
制約事項
Ticket1から5を解くにあたり, 以下の制約事項を設けます.
(1)
既存の設定を削除してはいけません.
ただし, 変更は可能です.
Ex.
ip route 192.168.10.0 255.255.255.0 192.168.1.10
を
ip route 192.168.10.0 255.255.255.0 192.168.1.254
に変更など.
また, 変更するために一時的な削除は可能です.
(2)
Static routeを設定してはいけません.
(3)
access-listやprefix-listなどを使用して経路制御を行ってはいけません.
注意事項
I/Fの番号やMAC addressなどはご利用の環境に準じます.
Default Config
Topology
Trouble Ticket
Ticket1 (1点)
RT1がERT1と通信することができない.
トラブルを解決し, 以下の出力を得なさい.
Ticket2 (1点)
RT3とERT3がEIGRP neighborを形成することができない.
トラブルを解決し, 以下のようにEIGRP neighborを形成しなさい.
Ticket 3 (2点)
ERT1とERT2がOSPF neighborを形成できない.
トラブルを解決し, 以下のようにOSPF neighborを形成しなさい.
Ticket 4 (4点)
Ticket 4-1
ERT3はERT1, ERT2とBGP neighborを形成できていない.
トラブルを解決し, 以下のようにBGP neighborを形成しなさい.
Ticket4-2
ERT1, ERT2はERT3からBGPでsummary-route(192.168.0.0/16)のみを受信することが期待されているため, 2つ以上の経路を受信するとBGP neighborが切断されるように設定されている.
そのため, ERT3ではsummary-routeのみを広報するように設定されている.
しかし, ERT3に再起動が発生したりsummary-routeに含まれる経路が新たにBGP tableに登録されると, 何故かchild route(192.168.*.0/24)が広報されてしまい, ERT1, ERT2でneighbor downが発生してしまった.
このトラブルを解決しなさい.
Ticket5 (4点)
RT2にはDHCPを使用し192.168.2.20/24を固定で割り当てたいが, 現在は適当な値が割り当てられてしまう.
このトラブルを解決し, 以下の出力を得なさい.
また, ERT3を必ずDHCP serverとし, この出力を得るために”ip dhcp excluded-address”を使用していはいけません.
Answer